羽生名人が他の棋士と根本的に違うのは、一言で言うと「勝つことを目的に将棋を指していない」ということでしょうか。
|||
プロ棋士は勝たないと収入に結びつきませんから、全員が「勝つ事」を最優先にしています。逆にそうでなければ上位には上がれません。従って、多数のタイトル獲得、棋戦優勝を誇る羽生名人でも「勝つ事を目的」にしているのは間違いないと思います。
私見ですが、羽生名人と他の棋士との大きな違いは「先入観を持たない(あらゆる局面で常識にとらわれず可能性を追求している)事」だと思います。
先入観が無いからこそ、新手、新戦法に対する対応が柔軟であり 吸収もできるのだと思います。
・・・と簡単に言っていますが、多忙で時間が無い中で そうしてしまう羽生名人の才能は、やはり凄いものだと思います。
|||
そんなことはないでしょう
羽生名人は確かにさまざまな記録を打ち立ててきた大棋士ですが、
勝負師であるのに変わりはないと思いますよ
羽生名人のタイトル戦や順位戦をちゃんと見ていれば、
羽生名人くらい勝負にこだわる棋士もいないと感じるはずです
羽生世代以降の棋士はそれ以前の世代の棋士に比べて非常に投げっぷりが悪いですし、
ぼろぼろになってしまっても最後まで指し続けます
同世代の佐藤九段と若い頃竜王戦で対決したことがありますが、
ライバルである佐藤九段とはこれから一生戦っていくことになると考え
ここでなんとしても勝ちたかったというようなことを
NHKの番組の取材で語っている場面もあったと思います
また、永世名人まであと一期となってから、
中々名人位を奪取できなかった為かは分かりませんが
順位戦はタイトル戦並みに力が入っていたように思います
これらは他の棋士でも当たり前のことです
ですから、羽生名人であっても
将棋に対する考えは他の棋士とそう大差ないと思いますよ
|||
羽生先生の勝利への執念はすさまじいものがあります。
名人戦と棋聖戦を観れば、よくわかります。
0 件のコメント:
コメントを投稿