2012年3月28日水曜日

将棋の棋譜の著作権について。

将棋の棋譜の著作権について。

棋譜に著作権があるかどうかがたまに話題になります。日本将棋連盟は著作権ありと言っている様子。

しかし、現状ではプロの棋譜はほとんどネットで見ることが可能です。昨日(4月23日)の名人戦の棋譜も既に見れます。

たぶんまだ裁判などで判決は出ていないのかもしれませんが、将棋連盟が負ける可能性が大きいのでしょうか。



ネットでのプロ棋士の棋譜の公開は、違憲・合憲関係なく、将棋界においてプラスでしょうか、マイナスでしょうか。


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『棋譜』を単なる記録と見るか『作品』と見るかによって著作権の有無判断は変わるでしょうね。

単なる記録としてみれば著作権など当て嵌まりませんが、作品としてみれば著作権は存在する事になるでしょう。



私は『棋譜』=『指し手の記録』という意味では、著作権は存在しないと考えます。

ただ、対局者、考慮時間、等の情報が入ると「指し手に至る対局者の思考経緯(履歴)」が加わり『作品』となると思います。

(要するに単純に指し手を列記していくだけなら何の問題の無いという考えです。対局者は棋士の名前を出す代わりに『名人』『挑戦者』と記載するとか)



また、いずれにせよ棋譜の保管権は日本将棋連盟に、棋譜の所有権は主催社にあるのは明確です。ネット上で見る事の出来る棋譜は全て所有者である主催社の承諾を得ています。無断で同じ事を行ったらクレームの対象となるでしょう。



いずれにせよ、この情報社会に対応する為に、近い将来何らかのガイドラインが打ち出されると思いますので、それを待ちましょう。

また、棋譜の公開は将棋界にとってはプラスであろうと思いますが、主催社、及び 連盟にとっては、価値観を失いかねないという意味でマイナスでしょうね。



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連盟が棋譜の著作権を主張し始めたのは まだ最近の事だと思うので 細かい点はまだ確立されてないんじゃないでしょうか

名人戦に関してはスポンサーに権利があると思うので毎日新聞の問題だと思いますが順位戦などに関しての棋譜は これからは度を越えたら訴えますよという意思表示に思えます

権利については ある程度主張していいと思います そうじゃないとみんな将棋雑誌買わなくなっちゃいますからね

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