2012年3月12日月曜日

将棋の対局で「これぞ名勝負!」といわれるものはありますか?

将棋の対局で「これぞ名勝負!」といわれるものはありますか?

将棋の名人戦で森内18世名人が名人位に返り咲いたというニュースをやっていますね。

将棋は好きでテレビで見たり自分でもゲームなどでは遊んだりしますが、正直

名人戦のようなトップランクの試合はあまりに高度すぎて何が凄いのか

ぜんぜん分からなかったりします。



そこで将棋に詳しい皆さんに質問です。将棋の対局で



「これぞ名勝負!」



と思えるようなものはどんな試合でしょうか?どんなところが凄かったかも併せてご教示ください。



どっちかというと、サイドストーリーや対局前後のエピソードとかよりも、対局そのもののなかでの妙手とか

あっと驚く一手みたいなのだとうれしいです。


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第30期名人戦 第3局。

大山康晴名人対升田幸三九段。



3年ぶりの升田の登場。

それも素人戦法といわれた早石田、「升田式石田流」を引っさげて...。

先手でも不利といわれていた早石田を後手で採用。

中盤、升田「天来の妙手」と評される手を放つも、土俵際でこらえ、崩れない大山。



竜を自陣に引き付け、受け切りを目指す升田。追いすがる大山。

白熱・迫熱の終盤...。

まさに名局・名勝負。



両者の人気・知名度・実力・お膳立て・妙手・ねじりあい。



名局・名勝負の全ての要素を網羅していると思います。

ぜひ盤に並べることをお勧めします。



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指し手そのものを重視なら

第9期竜王戦第2局

谷川-羽生

(7七桂の名局)

を推します。



それともう一つ

第37期名人戦第4局

中原-米長

(5七銀が有名)

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