将棋の進化に伴い、今から100年後の名人が現在の羽生名人と戦ったと仮定したら、100年後の名人の圧勝でしょうか?
|||
将棋はアマ五段の者です。羽生ファンでもあるので
そのあたりも加味して、参考にしていただけましたら
私の意見は 『 絶対にそんなことはない 』です
現代最強である羽生現名人なら、過去・未来の
トッププロとも相当な勝負になるはずです。
少なくとも圧倒的に強い人間は存在しないでしょう。
将棋の勝負は、トッププロならいつでもギリギリの
勝負です。特に1手の差が大きく、先手になった
有利をそのまま生かして勝つ、現代はそのような
将棋になっております。
過去の例を見ましても、15年ほど前になくなった
大名人( 大山 康晴15世名人)は70歳近くまで
プロのトップクラスを維持されました。全盛期はとっくに
過ぎているにも関わらず、当時の若手トッププロでも
互角に近い勝負を演じておられました。
100年経ったら今よりも将棋が進歩することは否定
しません。しかし、羽生名人に圧勝できる人間が出現
する可能性はない、そう断言できます。
|||
圧勝というのが将棋の内容を指すのか、勝敗のスコアを指すのか分かりませんが、
立て続けに何局も内容で圧倒することは、おそらく無いと思います。
ただ、研究がモノを言う横歩取りなどの戦形ならあり得るかも知れません。
スコアの面で言うならば、
100年後の名人が60~70勝くらいするのじゃないかと思います。
ただ、その時に名人の座にいるのが羽生さんクラスの棋士なのか、丸山さんクラスなのか(すみません)、分からないので何とも言えません。
|||
序盤での有利不利の判定と言う意味では100年後の名人の方が有利でしょうね。
例えば、数十年前までは、居飛車穴熊でビッグ4に組むのなんかは駒が偏りすぎてあまりよくないとされてましたが、今ではビッグ4に組めば勝率8割とも言われます。同じ局面でも時代によって有利・不利の意見が違うのです。
なので、羽生さんが現在先手が有利と思われる定跡形に持ち込んでも、100年後にはそれが先手不利の局面であり、そのまま負けてしまう可能性はあると思います。
|||
他の回答者様は羽生さんの完敗は無いとおっしゃっていますけど、私は未来の名人が圧勝すると思います。
百年も先ならば、初手から詰みまで全ての変化を解明されているでしょうから、今とは比較にならない程効率良く勉強できるはずです。
羽生さんが必死に考えて出した答えさえも、未来の名人から見れば「ああ、それですか。百手先まで知ってますよ。」となりそうです。
もちろん、そんな未来にまだ将棋プロが存在していればの話ですけど。
|||
圧勝というのは、100連勝するとかですか?それは絶対無いと思います。
羽生さんの勝率は、7割近くです。それが6割くらいになるくらいだと思います。
それに100年後の名人でも、勝率6割の名人と、7割の名人でも違いますからね。
|||
結論から言うなら「そんなことはない」でしょう。
「将棋の進化」と言っても、進化しているのは序盤~中盤にかけての定跡で、
終盤は進化しない、と言うより進化しようがありません。
例えば7手詰めの詰将棋があったとして、これが100年後に5手詰めになったり、
持ち駒を1枚減らしても詰むようになったりはしないでしょう。
つまり、仮に「新定跡」で優位に立てても、
羽生名人クラスならそこから乱戦に持ち込んで最終的に逆転する、
ということも不可能ではないと思います。
「人間が」進化して100年後には人間の平均思考速度が10倍になった、
とかだったら100年後の名人が圧勝しそうですが(笑)。
0 件のコメント:
コメントを投稿