免状段位と実力の乖離
10月号将棋世界の「2008将棋永世名人認定」に応募しました。
20問中数問(読みが足らずに)間違えてしまいました。
しかし,結果は六段認定です。
確かに難しい問題もありましたが,全問正解してこその六段と思います。そこでこの結果について,どの考えが正しいのでしょうか。
1.採点ミス
2.キャンペーンにつきお手盛りの段位
3.中原永世名人が健康上の理由で揮毫できない可能性があるので,申請者が少なくなるかもしれないので,規定より段位をあげた
|||
もちろん、2でしょう。
以前は、将棋世界認定は五段まででしたね。
六段は、免状の料金も格段高いので、できれば六段の免状を申請してください、という連盟からのメッセージだと思います。
免状の申請が最近特に少ないようで、連盟に危機感があるようです。それで、六段の将棋世界誌で認定をするようになったのでしょう。
すべての段位の免状がほしい、より高い段位の免状がほしい、というような免状マニアは、それなりに確実に存在するので、より高段の申請を期待してのことでしょう。
以前、免状のキャンペーンというのがあって、但し書きに、認定段位の一つ上の段の免状まで申請できる旨書かれていて、連盟の気持ちが痛いほどよく分かり、大笑いしたことがありました。
そんな失笑されるようなことを書かなくて済むように、甘くしたのではないでしょうか。
|||
2.がやや近いですが、キャンペーンとかかわりなく、
4.「将棋連盟は免状収入が増えさえすれば良いので六段の基準を甘くしている」が正解です。
0 件のコメント:
コメントを投稿