小学生将棋名人戦を録画して見ました。
決勝戦の千日手になった対局。
終盤に3二金から精算しましたが、4三となら先手の勝ちだったのではないのでしょうか?
詰めろ銀取りです。
受けがあっても、一手一手になると思います。
アマ二段の俺でも、あの局面は4三とと指してます。
俺より数段強い彼が、なぜ、3二金と指したのでしょうか?
結局、それが尾を引き、指し直し局は完敗したのではないかと思います。
4三となら、小学生名人になったと思います。
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当日の放送を見ていない人もいると思いますので一応貼っておきます。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=68374
問題の32金は109手目ですが、確かに43と、の方が優っていると思います。
ただ、恐らく持ち時間10分ではこの時点で恐らく秒読みだったのでは、と思いますし、先手は勝ちだと思っているでしょうから粘りを許さないために局面を単純化したかった気持ちはよくわかります。
とりあえず先手玉はほぼ絶対詰まない形ですので、千日手になった最終図からでも、例えば51銀、31銀に64馬、41金、42銀成、同銀、同馬、同金、53銀、31銀、42銀成、同銀、53金、31銀に44歩と攻めて勝ちはないのか、まだ難しいと思いますが、ここまで進めてもし負けだったらそれこそ取り返しがつかないので、千日手を選択した判断は冷静だったと思いますね。
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子どもだから、荒いのはしょうがない。気が急いたのでしょう。
勢いだけで、もう勝ちだ、と打ってしまった。
その後、冷静に千日手にしたのだから、悔しさを忘れて冷静になれる
頭の良さもあると思いました。
あの四人全員強かったなぁ、感動しましたよ。
どんな世界でも、昔に較べて、相当レベルが上がってますよね。
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