将棋ソフトが現役の名人を負かすのは、いつ頃だと思いますか?
候補
ア 10年以内
イ 11~20年以内
ウ 21~30年以内
エ 他
ソフトの向上だけでなく、ハードの向上も侮れません!
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120114/shg12011418010001-n1.htm
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ほぼ間違いなく「ア10年以内」だと思います。
2000年頃、コンピューター将棋はアマ有段者レベルに達し、
この時の予想で、名人に勝つのは2015年前後と予想されて
いました。これはコンピューター将棋のレーティングが毎年100点
ずつ上がっていったからです。
2005年には県代表クラスになり、2008年にはアマ名人に
勝利、とほぼ予想通りにレーティングを上げて行っています。
この調子で行けば、2015年前後と言う予想もほぼ的中
するでしょう。
【補足に対して】
今から20年ほど前、まだコンピューターが9手詰めを解くのに
一週間も掛かっていた時代です。詰め将棋の大御所、内藤九段が
「人間は読まない能力がある。こちらに行ったら絶対詰まないと
判断して読みを打ち切れるが、コンピューターは虱潰しに全部
読むので、人間が詰将棋を解くのに負けることはない。」と
将棋世界誌のエッセーに書いていました。
それから数年後のエッセーでは「コンピューターは長手数の非常に
難解な詰め将棋も一瞬で解いてしまう。もはや詰め将棋では人間は
コンピューターには到底敵わない。」と書いていました。
今から15年以上前、まだコンピューター将棋が5級位だった頃、
コンピューターが有段者レベルになるなんて程遠い、と思っていました。
しかし、それから5年ほどでアマ有段者、さらに5年で県代表、
アマ名人を破り、元トッププロを破ると言う快進撃を見ると、名人も
時間の問題だと思わざるを得ません。
30秒将棋では、ボンクラーズにはもはやプロでも勝てない、と
昨日の解説の渡辺竜王も言っていました。これはかなり衝撃的
でした。10秒ならともかく、30秒ならプロはかなり正確に指せる
はずですので。
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矜持を持ち、実力のある競技者なら誰でも『私が現役でいる間は大丈夫です』というでしょう。
希望は エ(自分が生きているうちは見ないですむ)ですが
実際のところは ア(一番は入る、という意味なら)ではないかと予想します。
勝ち越すのが条件なら イではないかと思います。
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予想は「イ」。しかし個人的な思いは「エ」。永遠にその日は来ないという事で。
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今の森内名人なら負けるかもしれませんね。
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